【アメリカ生活】日本から持ち込んでよかった商品(食料品)

アメリカ生活

アメリカに1~2ケ月ほど滞在するときは、いつも機内持ち込みサイズのスーツケースを利用します。                                          今回は、限られたスペースでも「どうしてもこれだけは絶対に日本から持ち込みたい」と強く思う、 現地では手に入りずらい日本の素晴らしい食料品をご紹介します!

1,日本製の美味しい出汁

  アメリカでは味の素の「ほんだし」はスーパーやアジアンショップで販売しています。粉末状の出汁ですね。手軽でよいのですが、私はやはり深いうま味にこだわった出汁を使いたいです。出汁の香りや旨味こそ、日本食を象徴する味だったんだなあと、アメリカで強く実感したからです。出汁でつくったお粥、お味噌汁、だし巻き卵を食べるだけで、異国の地にいても心からホッとできますよ!!

2,日本製の美味しい味噌

  アメリカにもいわゆる「味噌」は売っています。有名なところでマルコメの味噌はよくみかけます。マルコメの味噌も美味しいのですが、毎日味噌汁を飲む人間からすると味が単調になってきます。  「オーガニック」と表示してある味噌も見かけます。しかし、アメリカで作られた味噌は発酵期間が短いせいなのか、コクや旨味が感じられません。正直、アメリカ製の味噌は「味噌」とは到底認められない味の薄さです。。 永谷園のインスタント味噌汁のもともスーパーにはありますが、日本のスーパーにあるインスタント味噌汁と味が全然違う!!!!!日本の会社でも海外向けに味を変えてあるのでしょうか。味は薄いし、コクも旨味もないし、とにかくこれが美味しくないんです。日本人からしたら、味噌汁とは呼べないレベル。。。                            

 そんなこんなで、日本の味噌蔵で作られた手間暇のかかった美味しい味噌や八丁味噌などの赤みそが恋しくなることが多々あります。日本の味噌のおいしさが当たり前ではなかったことをここでも強く実感!!!  味噌なら固形なのでスーツケース内で漏れる心配もなく、安心ですよ。                

3,お茶漬けのもと

  アメリカでお米が炊きたくて小さな安い炊飯器(KOIZUMI製の2合炊きのもの)を購入し、使用していました。ここでまたもや大きな問題が発生!炊き立ては美味しいけど、冷凍保存して再加熱したお米がカッチコチになってしまう!!!お水の配合を増やしたり、浸水時間を増やしても改善せず。お米はカリフォルニア米は好きではないので、「特別栽培米 熊本県産 かがやき」がアジアンショップにあったのでそちらを使用していたのですが、それでも硬くなってしまいます。                    

 そこで、硬くなったお米も手軽に美味しく頂けるのがお茶漬けのもと!!というわけです。永谷園のお茶漬けのもとはアジアンショップではみかけますが、普通のスーパーではあまり見かけませんね。お茶漬けという食べ物を身近に食すのはやはり日本特有だったのか。最近は、出汁の風味やお茶のブレンドにこだわった美味しいお茶漬けのもとが日本でも幅広く販売されるようになってきています。巷で珍しい、美味しそうなお茶漬けのもとを見つけたらすぐ買ってストックしてしまいます。

4,美味しい日本の緑茶、ほうじ茶、玄米茶

 伊藤園の緑茶やほうじ茶をスーパーでも普通にみかけます。しかし、味が薄い!!!!伊藤園も日本で販売しているものと味が全くちがうということに再び驚きです。やはり、日本の美味しいお茶屋さんの緑茶、ほうじ茶、玄米茶を入れて飲むと心から温まるような、ホッとするような気持になります。現在は日本国内以上に海外のコアなファンから日本のお茶の需要が高まっているようですが、そのことにも納得です。私自身も日本にいるときはお茶屋に出向いて、お話を聞いたり茶農園を見学したりすることが趣味となりました。

5,美味しい海苔、わかめ

 アメリカにももちろん海苔とわかめは普通にあります。なぜなら「Japanese restaurant」が至る所にあり、そこで「Sushi」が提供されているため、アメリカでも馴染みの食材となってきているからだと思います。(もちろん、日本のお寿司とSushiは、姿かたちも味わいも新鮮さも全く異なります。アメリカのSushiについてはまた別の記事にまとめる予定)                       

 しかし!アメリカで販売している海苔やわかめは台湾産が非常に多いです。日本製の海苔は珍しいです。日本の海苔は素晴らしくパリパリで磯の香りが濃い!!! 台湾産の海苔も美味しいですが、日本産には劣る印象です。わかめも、日本産は程よく噛み応えがあり、乾燥わかめのサイズ感もちょうどよいです。台湾産のわかめは、硬すぎるのとカットサイズが大きすぎるので全体的に大味です。

まとめ……

 アメリカに来てみて、改めて日本の食の豊かさに気づかされることが山ほどありました。ここには書ききれないほど本当にたくさんありました。「当たり前が当たり前じゃない」ということはこういうことだったんだと、海外に出てようやく理解した気がします。日本で食材を買い物をする際も、生産者の顔や生産地、生産している方々の想いを知ったうえで買うように心がけています。日本の恵まれた自然をよく理解して作られた拘りの食材や手間暇かけて作る調理の工程、食事マナーや食事を味わうことなど、当たり前だと思っていたことの一つ一つが「和食」という素晴らしい食文化だったんだと、改めて気づかされる毎日です。

  

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